【徹底図解】 医薬品コードとは? メインキーワードを解説
医薬品には、見た目では分からない情報を正確に識別するために、様々なコードが付与されています。
本記事では、医療現場やデータ分析で重要となる医薬品コードについて、初心者にも分かりやすく解説します。
医薬品コードとは何か?
Q. 『医薬品コード』とは?
→ 医薬品コードとは、薬剤ごとに割り当てられた識別番号のことです。
医薬品の取り扱いは、常に安全性が求められるため一つの医薬品に複数のコード(行政管理用、物流用、薬価用など)を与え、厳正に管理しています。
Q.何に役立つ?
→ 医療機関では、処方・調剤・請求などの場面でコードが使われており、処方ミスなどのエラー防止、レセプト請求の業務効率化に大きく貢献しています。
共通化されたコードにより、処方傾向の把握や医療費の分析などデータ分析の利活用も加速しています。
最近では、電子カルテをはじめとする患者の臨床データと連携することで高精度のメディカルターゲティングや、製薬MRへの活用が期待されています。
主な医薬品コードの種類
ここからは、医薬品コードの種類についてみていきましょう。
現時点での利活用レベルに分けて解説していきます!
※利活用レベル
★★★:広範な分析で利用、 ★★:専門的な分析で利用、 ★:補足情報として利用
薬価基準収載医薬品コード(YJコード) 【利活用レベル:★★★】
厚生労働省が定める代表的なコードです。
保険診療で使用される医薬品に付けられており、薬価(価格)情報と紐づいています。レセプト請求や統計分析で広く利用されます。 薬効・成分・規格といった情報が階層的に組み込まれており、分析用途にも適しています。
レセプト電算処理システム用コード 【利活用レベル:★★★】
診療報酬請求(レセプト)で使用されるコードです。
請求処理に最適化された形式で、審査支払機関との連携に不可欠です。
ATC(WHO版) 【利活用レベル:★★★】
WHOが定める医薬品分類コードです。
薬効や作用機序ベースの分類であり、疫学研究や国際比較に適しています。
JANコード 【利活用レベル:★★】
日本で使われる商品識別コードです。
市販薬や流通管理において広く利用されます。
HOTコード(医療用医薬品コード) 【利活用レベル:★★】
医薬品の流通・識別に使用されるコードです。
物流管理を目的としており、JANコードと連携して使用されます。
GTIN(Global Trade Item Number) 【利活用レベル:★】
国際標準の商品コードです。
JANコードを内包する概念で、国際流通やトレーサビリティに対応しています。
まとめ
医薬品コードは、医療の安全性と効率性を支えるのに不可欠なシステムです。
それぞれ役割や目的に応じて使い分けられており、ある程度学習が必要な分野ではありますが
利活用レベルの高いコードから学習を進め、『データそのものに慣れていく』ことをお勧めします。
医療動向分析の中でも、医薬品の分析はいま最も需要のある分野の一つでしょう。
活用スキルを身に着ければ、提案や課題解決の幅も一気に広がりますので
ぜひ関心を持っていただけますと幸いです。
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気になる点、詳しく知りたい点などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
※1 患者が病気を認知し、医療機関へ受診、そして治療となるまでの一連のステップ。
【参考資料】
・タケプロンOD錠15 – T’s製薬(https://www.med.ts-pharma.com/di-net/product/2329023F10200.html)
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