
About REZULTREZULTについて
REZULTは健康保険組合などから二次利用許諾を得た匿名加工済みのレセプトデータをもとに、1,000万人超の医療ビッグデータを提供するサービスです。
研究・政策・事業開発など、多様な分野におけるリアルワールドデータ(RWD)の研究利用を支援しています。
リアルワールドデータで、医療の未来に“結果”を。
1,000万人超の匿名医療データを活用
OriginREZULTの由来
REZULTという名称は「Result(結果)」と「Rezept(レセプト)」を組み合わせた造語です。
「リアルワールドデータから医療に価値ある結果を導き出す」という思いが込められています。
Features選ばれる4つの特長
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追跡性・網羅性の高いデータ
REZULTでは保険請求時に提出されるレセプト情報をもとに、匿名IDを用いて患者を追跡できる構造を採用しています。これにより、地域をまたいだ治療や検査の履歴も把握でき、医療行動の全体像を網羅的に捉えることが可能です。
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1,000万人を超える大規模データ
REZULTは1,000万人を超える患者データを収載しています。十分なボリュームと多様性を備えた医療ビッグデータは、研究や分析の信頼性を高める基盤として活用いただけます。
データプロファイルはこちら -
精度の高いエリア別情報
都道府県・二次医療圏・地方公共団体コードまで対応したエリア情報を提供しています。エリアごとの疾患分布や投薬状況、越境治療の実態まで分析可能で、地域医療政策や商圏分析にも応用できます。人口動態に近いデータ構成のため、地域偏りのない評価が行えます。
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高いコストパフォーマンス
ご希望の疾患領域や用途に応じて、柔軟にデータ提供が可能です。必要な情報に絞ってご提供することで、コストを抑えながらも効果的なデータ活用が可能となります。予算の制約で諦めていた調査もぜひご相談下さい。
About RWDリアルワールドデータ(RWD)とは
リアルワールドデータとは、実際の医療現場や生活環境から得られるさまざまな医療データのことを指します。
主に次の3種類があります
- 患者由来データ(例:ウェアラブルデバイス)
- 医療機関由来データ(例:電子カルテ)
- 保険者由来データ(例:レセプト、健診情報)
REZULTはこのうち、保険者由来データに特化し、匿名化されたレセプトデータおよび健診データを活用しています。
リアルワールドデータは患者由来・医療機関由来・保険者由来の3つに分けられ、REZULTは保険者由来に該当します。

Usage Sceneリアルワールドデータ活用シーン
REZULTのリアルワールドデータはマーケティングやメディカルアフェアーズ、臨床開発、大学など、医療・製薬・研究分野の幅広い現場で活用されています。
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大学・研究機関
大学や研究機関では、治療実態の把握や医療価値評価といった研究のエビデンスとしてREZULTが広く利用されています。このデータは、論文執筆や学会発表においても重要な役割を果たしています。
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製薬企業・医療関連企業
製薬企業では、薬剤の使用実態の把握に加え、臨床研究にも利用されています。主にマーケティング部門やメディカルアフェアーズ部門において、戦略立案やその高度化に活用されています。
OutlookREZULTの今後の展望
データの「量」と「質」をさらに向上させ、より信頼性の高いリアルワールドデータの提供を目指していきます。
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データ量の拡大
現在、1,000万人超の患者データを保有しています。保険者からのデータ取得基盤も整っており、今後も継続的な拡大を行っていきます。
データボリュームを増やすことで、より実臨床を反映した広範な分析を可能にします。 -
データ質の向上
REZULTではマーケティングや臨床研究、臨床開発、学術研究など活用目的に応じてデータ構造の整備や項目追加を継続的に行い、精度の高い分析に対応しています。
今後もターゲティングやインサイト抽出、エビデンス創出、研究精度の向上などに応えられる、より質の高いデータを提供していきます。